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2010年03月06日

マクロ料理教室(上級)2月

今回で最後の上級コース~5回大阪iconに通いましたが、終わってしまえばアッiconというまですicon

今度は師範科icon 上級と違って、料理と理論と実習や卒業制作などもあり。。。大変だ~~iconiconicon
授業は10回の講座になるので、また気合いを入れなおしてicon 年末まで大阪に通いますicon

 

    <午前のメニュー>

栗の胚芽米リゾット ・ そば粉のガレット ・  きのことポタージュ2色スープのカプチーノ仕立て ・ ひじきれんこんサラダ ・ 発酵チーズケーキ風

 

 午前は洋食料理icon
そば粉のガレットはクレープのようにデザートiconとしても美味しいけれど、今回のように簡単にゆで野菜を巻いてソースをかけても・・・美味しいしヘルシーicon
ソースは今回のように、ケチャップやバルサミコ、生姜や醤油で合わせて和風のソースでも合いますよicon

 

<午後のメニュー>

玄米クリーム ・ ゴマ塩 ・ 塩鮭の頭と大豆 ・ きんぴら




上級最後の授業は、校長先生による基本で最も大切な食薬料理(食べる薬)icon
これらは見た目はとっても地味な料理ですが 『人の命を救う』 とっても重要なメニューです。 この料理を完璧に作れなければ、正食(マクロ)料理を学んだ意味がありませんicon

今回私は玄米クリームを初めて手作りしましたが・・・・本当に大変iconicon

玄米クリームは、滋養があって胃腸に負担をかけないことから、あらゆる重病人の飲み物として、またアレルギーの赤ちゃんや母乳の代わりや離乳食にも使われます。
私のお店でもレトルトを売っているので、よく断食明けなどに食べてはいましたが。。。しかし、これほど手間暇のかかるものだとは知りませんでしたiconicon

 














                      

きつね色になるまで炒った玄米を、圧力釜で炊いた後さらし袋に入れて絞り出していきますicon

これが本当に大変~~~icon 糊状になった玄米は、なかなか簡単に絞れません。。。
病気の人の為、赤ちゃんの為、この時金属製の道具は使いませんicon
本当に人の手の力と根性と手間がかかりますicon

そして、やっと絞ってクリーム状になった玄米を、今度は土鍋で炊いていきますicon
これが病人や母乳代わりの玄米クリームなら・・・何とicon 4~5時間iconかけて火を入れ続けるそうですicon
授業では20分程しか土鍋で炊く時間がありませんでしたが、それでも5人で作り始めて3時間近くかかりましたicon

また、絞った後の玄米のカスも決して無駄にはしないのがマクロ料理icon















塩をまぶして、平たくしてオーブンで焼いたら~~~本物の icon玄米せんべいicon の出来上がりicon
ほんのり塩味の香ばしい玄米はicon  本当に美味しかったーーーーーiconiconicon


校長先生の話では・・・今までの生徒さんの中で、余命3ケ月の肺がんのお父さんに毎日この玄米くクリームを作り病院に持っていき、のちに元気になって退院させることが出来た方がいたとのこと。。。それって奇跡iconに近いことですよねicon
でもこれを毎日、6時間近くかけて作り病院に届け続けるなんて。。。本当に簡単に出来ることではありませんicon

「料理は技術ではありませんよ。 まごころと愛ですよicon」 と教わったこの授業と校長先生に、感謝と感動を覚えた最後の授業でしたicon